2023年4月以降から各キャリアで自社以外の回線が利用できる「副回線サービス」が始まっています。
ここ数年で大手携帯電話キャリアの回線に大規模な通信障害が起こったこともあり、副回線の必要性に注目が集まっているのが大きな理由です。
ただし、公衆Wi-Fiなどもある中で月額429円を支払ってわざわざ契約すべきか迷う方もいらっしゃるでしょう。
今回は契約しているキャリアで副回線サービスを申し込んだ方がいいのか、メリットとデメリットを解説していきます!
副回線として安く使えるおすすめの格安SIMも紹介するので、イザという時に備えて契約を検討している方はぜひチェックしてみてください!
副回線としておすすめの契約先3選 | |
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楽天モバイル | ・キャリアとして楽天回線が契約できる ・国内通話が無料なのでメイン回線の通話料を節約できる! |
LIBMO | ・ドコモ回線を月額528円~無制限で利用可能 ・安い料金で必要なデータ容量を契約できる |
NUROモバイル | ・月額396円~!安く副回線が契約できる ・ドコモ、au、ソフトバンクから回線が選べる! |
副回線サービスとは?各キャリアの提供状況や料金まとめ
まずは大手キャリアと呼ばれるドコモ・ソフトバンク・au・楽天モバイルの副回線サービスを一覧でまとめたので、チェックしてみましょう。
※表はスクロールします
ドコモ | ソフトバンク | au | 楽天モバイル | |
提供時期 | 2023年6月1日~ | 2023年4月12日~ | 2023年3月29日~ | 2020年4月8日~ |
月額料金 | 429円 | 429円 | 429円 | 0円 |
利用できる回線 | au回線 | au回線 | ソフトバンク回線 | au回線 |
データ容量 | 500MB | 500MB | 500MB | 無制限 |
通信速度 | 300kbps | 300kbps | 300kbps | 制限なし |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 ※アプリなら 国内通話無料 |
対応機種 | eSIM対応機種のみ | eSIM対応機種のみ | ・eSIM対応機種 ・SIMカード対応機種 | ・eSIM対応機種 ・SIMカード対応機種 |
申込方法 | オンラインのみ | 店舗のみ | ・オンライン ・電話窓口 | ・オンライン ・店舗 |
ドコモ・ソフトバンク・auはすべて、副回線サービスを月額429円で揃えています。
楽天モバイルは上記3社の副回線サービスとは少し異なりますが、第4のキャリアとして提供を開始した2020年4月から楽天回線がつながりにくいエリアではau回線が使えるようになっています。
また、4つのキャリアでeSIM対応機種のみ契約できる会社とSIMカードでも利用可能な会社にわかれているのも注目したいポイントです。
「SIM」はスマホに必要な契約情報を記載したもので、eSIMとSIMカードは端末に内蔵されているか、カード状になっているかの違いです。
eSIM:端末に内蔵。契約情報をオンラインで書き込めるのでカードを挿入する必要がない。最新機種は対応。
SIMカード:プラスチック製などの小型のカードで端末に挿入する。新たに契約すると新しいSIMカードが発行され、端末に挿入する必要がある。対応機種は多い。
では、それぞれの副回線サービスについてさらにくわしくみていきましょう。
ドコモ(月額429円/au回線):2023年6月1日~
ドコモの副回線サービス | |
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提供時期 | 2023年6月1日~ |
月額料金 | 429円 |
利用できる回線 | au回線 |
データ容量 | 500MB |
通信速度 | 300kbps |
通話料 | 22円/30秒 |
対応機種 | eSIM対応機種のみ |
申込方法 | オンラインのみ |
事務手数料 | 3,850円 |
日割り計算 | なし |
データ繰り越し | なし |
ドコモの副回線サービスは月額429円で、契約時に事務手数料3,850円がかかります。
ドコモでは副回線サービスを月の途中から契約しても日割り計算にはならないので、月初めに申し込んだ方がお得ですよ。
申し込みはオンラインのみで受け付けているので、基本的にドコモショップでの契約はできません。
- eSIM対応機種しか利用できない
- オンラインでの手続きのみ
- 月額料金の日割り計算はなし
ソフトバンク(月額429円/au回線):2023年4月12日~
ソフトバンクの副回線サービス | |
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提供時期 | 2023年4月12日~ |
月額料金 | 429円 |
利用できる回線 | au回線 |
データ容量 | 500MB |
通信速度 | 300kbps |
通話料 | 22円/30秒 |
対応機種 | eSIM対応機種のみ |
申込方法 | 店舗のみ |
事務手数料 | 0円 |
日割り計算 | あり |
データ繰り越し | なし |
ソフトバンクの副回線サービスは月額429円ですが、別契約としてではなくオプションとして申し込めるので、事務手数料はかかりません。
また、初月は日割り計算してもらえるのでどのタイミングで申し込んでもムダがないのはうれしいポイントです。
申し込みは店舗のみで受け付けていますが、主回線との切替方法や疑問点などは直接スタッフに聞けるのもポイントですね。
- eSIM対応機種しか利用できない
- 店舗での手続きのみ
- 月額料金は日割り計算してくれる
- 事務手数料も0円
au(月額429円/ソフトバンク回線):2023年3月29日~
auの副回線サービス | |
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提供時期 | 2023年3月29日~ |
月額料金 | 429円 |
利用できる回線 | ソフトバンク回線 |
データ容量 | 500MB |
通信速度 | 300kbps |
通話料 | 22円/30秒 |
対応機種 | ・eSIM対応機種 ・SIMカード対応機種 |
申込方法 | ・オンライン ・電話窓口 |
事務手数料 | 0円 ※年1回以上は3,850円 |
日割り計算 | なし |
データ繰り越し | なし |
auの副回線サービスは月額429円で、1回線につき年に1回までは契約時に事務手数料もかかりません。
ドコモやソフトバンクはeSIM対応の端末のみ契約できますが、auはSIMカードでの申込みも可能なので利用できる端末が多いのが特徴です。
また、auショップでは契約手続きができませんが、オンライン申し込みのほかにオペレーターによる電話での申込みもできるので安心です。
- SIMカードでも申し込みができる
- オンラインと電話でも申し込み可能
- 事務手数料も年1回まで0円
楽天モバイルはそもそもauの副回線が追加料金なしで利用できる!
楽天モバイル | |
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提供時期 | 2020年4月8日~ |
月額料金 | 0円 |
利用できる回線 | au回線 ※ただし自由に切り替えは不可 原則2026年9月30日まで |
データ容量 | 無制限 |
通信速度 | 制限なし |
通話料 | 22円/30秒 ※アプリなら 国内通話無料 |
対応機種 | ・eSIM対応機種 ・SIMカード対応機種 |
申込方法 | ・オンライン ・店舗 |
事務手数料 | 0円 |
日割り計算 | なし |
データ繰り越し | なし |
楽天モバイルではキャリアとしてのサービス提供当初から、自社の楽天回線エリア外ではパートナー回線として自動的にau回線につながるようになっています。
申し込みも切り替えも不要で、追加料金もかからないので、楽天モバイルユーザーならデフォルトで副回線サービスが利用できるかたちになります。
これまで楽天モバイルでは、au回線が利用できるのは月間5GBまでで超過すると速度制限がかかりました。
しかし、2023年6月1日から始まった「Rakuten最強プラン」ではau回線での速度制限も撤廃され、楽天回線がつながりにくい場合でも無制限に高速通信ができるようになっています!
- 別途申し込みなしで副回線が標準装備※ただし切り替えはできない
- SIMカードでも契約できる
- オンラインと店舗でも申し込み可能
- 専用アプリで国内通話かけ放題が完全無料
- 事務手数料も0円
ただし、au回線が使えるのはあくまで楽天モバイル回線がつながらないエリアのみで、契約者が自由にau回線と楽天回線を切り替えられるわけではないという点に注意が必要です。
また、楽天モバイルでは自社の楽天回線提供エリアの拡大に力を入れており、au回線がサブで利用できるのはあくまで全国的に網羅できるようになるまでの措置です。
auと楽天モバイルでの協定では現在のところ、ローミングサービスの提供(au回線の貸し出し)はら2026年9月30日までということになっています。
楽天モバイルはメイン回線と副回線を兼ねて利用するというより、ドコモ・ソフトバンク・auとあわせて副回線として別途楽天モバイルを契約するのがおすすめです。
記事の後半では副回線におすすめの契約先として、さらにくわしく楽天モバイルのポイントを解説します!
通信障害時は公衆Wi-Fiの解放が決定!副回線サービスとの違いは?
災害時などに無料開放される公衆無線LANサービス「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」も、キャリア回線の大規模な通信障害時には誰でも利用できるようになりました。
無料で公衆Wi-Fiが利用できるなら、「わざわざ月額料金を払ってまで副回線サービスを契約しなくてもいいのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。
たしかに、イザという時に公衆Wi-Fiが使えたら副回線サービスを保険としてキープしておく意味はありませんよね。
ただし、公衆Wi-Fiには以下の注意点があることも理解しておいたほうがよいでしょう。
- セキュリティ面で不安がある
- 利用できるエリアが限られる
- 通信速度が遅く使い物にならない可能性がある
「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」は事前登録やパスワード、メールなどでの認証なしですぐに接続ができます。
気軽に利用できる点ではメリットですが、セキュリティ面では注意が必要です。
似た文字列を使った偽のWi-Fiポイントにつなげてしまったり、暗号化されていないサイトへのアクセスは通信内容を覗かれてしまったりする可能性があります。
また、「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」はもともとフリーWi-Fi用のアクセスポイントがあるエリアでのみ接続できます。
もし大規模な通信障害や災害が起きたときに近い場所にアクセスポイントがなければ、電波が届かず接続できないことがあります。
さらに、もし接続しても同じ状況にある周りの人がみんな「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」に接続しようとしていれば混雑して通信速度が低下する場合もありますよ。
エリアや周囲の状況によって無料開放の公衆無線LANを利用できればいいですが、セキュリティや確実さを考えると副回線サービスを契約しておくほうが安心でしょう。
契約中のキャリアで副回線サービスを契約するメリット
すべてのキャリアで提供が始まる副回線サービスですが、すでに格安SIMなどでデュアルSIMを運用していた人にとっては目新しいサービスではないのかもしれません。
1台のスマホに2つの会社と契約したSIMを入れること。
ドコモ回線とau回線のSIMなど、電話番号や接続する回線が違う会社とそれぞれ契約できるので一方が利用できなくなっても副回線に切り替えられる
あえてキャリアで副回線サービスを契約するメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。
通信障害や災害など緊急時に利用できる
キャリアに限らず格安SIMなどでデュアルSIMを利用している場合でも共通するメリットですが、副回線を契約しておけば大規模な通信障害や災害時などにスマホで連絡を取り合えます。
キャリアの副回線サービスは最大通信速度が300kbpsと低速のプランですが、LINEなどのメッセージ送信やQRコード決済の画面を出すなどの動作には十分の速度です。
また、電話番号を使った音声通話は通信速度に関係なく利用できるので、家族や大切な人の安否確認ができます。
万が一の時に手持ちの現金がなくても通信ができれば電子マネーで支払いができる場合もあるので、副回線サービスが利用できるというのはリスク対策に大きな意味を持ちます。
ワンストップで他事業者を通さず契約できる
キャリアの副回線サービスならではのメリットとして、現在利用中の携帯電話との契約のみで2回線持てる点があります。
格安SIMなどでデュアルSIMを利用する場合、2社と契約しなくてはいけません。
キャリアの副回線サービスは同じ会社で違う電話番号を1つのスマホで使えるので、手続きもしやすく請求もまとめられます。
今契約しているキャリアと違う事業者をわざわざ探して2回線目を契約するのが面倒だったり、不安だったりする方にはおすすめです。
全国の店舗で契約や相談ができる
大手携帯電話キャリアは日本全国広いエリアに実店舗を構えています。
副回線サービスの契約や使い方について、直接スタッフに質問したうえで決めたい方は安心できますね。
ただし、副回線サービスの申し込み自体はオンラインのみというキャリアもあるので注意しましょう。
契約中のキャリアで副回線サービスを契約する注意点
キャリアで副回線サービスを契約すれば違う事業者と別途手続きをする必要がないので、便利ですよね。
ただし、料金面や通信速度については注意すべき点もあります。
ドコモ・ソフトバンク・auユーザーの方は使い方や目的によって、副回線として楽天モバイルや格安SIMを検討した方がいい可能性もあるので、注意点についてもチェックしてみてくださいね。
使わなくても毎月429円がかかる
ドコモ・ソフトバンク・auの副回線サービスは、月額料金が一律429円です。
副回線サービスの内容も以下の点は3社共通していますよ。
月額料金 | 429円 |
データ容量 | 500MB |
通信速度 | 300kbps |
通話料 | 22円/30秒 |
データ繰り越し | なし |
ドコモ・ソフトバンク・auの副回線サービスは、1か月のデータ容量が500MB(0.5GB)です。
500MBのデータ容量は目安として、スマホでYouTubeを標準画質で1時間視聴できるくらいです。
もし500MBを使わずにいたとしても、データの繰り越しはできません。
つまり、1か月にまったく使わなかったとしても月額429円はかならず請求されます。
緊急用の保険として割り切れるなら良いですが、単純に毎月のスマホ代が429円高くなるので、年間5,000円近く支払う計算になります。
データ通信速度が遅い
ドコモ・ソフトバンク・auの副回線サービスは通信速度は300kbpsです。
さらに、月に500MBを消費してしまうと通信速度が300kbpsから最大128kbpsに制限されます。
300kbpsでできることを表にまとめたので、みてみましょう。
用途 | 快適度 |
メール・SMS送受信 | ◎ |
QR・バーコード決済 | ◎ |
音楽ストリーミング | ○ |
○ | |
△ | |
画像が多いサイト | △ |
標準画質での動画視聴 | △ |
zoomなどのビデオ通話 | ✕ |
月間500MBのデータ容量は繰り越しができないので月末に使い切ってしまうのも手ですが、YouTubeの標準画質を視聴するのもカクカクしたり読み込みが遅くなったりする速度なので使い勝手が難しいです。
月額料金が通常プランより安い分、緊急時に必要最低限の連絡や決済ができる程度の速度になっていると理解しておいたほうがよさそうです。
通話料は別途発生する
ドコモ・ソフトバンク・auの副回線サービスを契約すると、今使っているものとは別の電話番号がもらえます。
もし緊急時にメインのキャリア回線が使えなくなったとしても、違う回線からもう一つの電話番号を使って家族などに連絡できる利点があります。
しかし、メインの回線で通話かけ放題を契約していたり家族間での無料通話サービスがあったりしても、副回線から電話をかけると別途通話料がかかってしまうので注意しましょう。
たとえば、緊急用の予備も兼ねて仕事用として回線や電話番号を分けるなどの使い方をするなら、かけ放題などがオプションで安くつけられる格安SIMを契約する方がお得ですよ。
副回線なら楽天モバイルとLIBMO・NUROモバイルがおすすめ!
結論としてドコモ・ソフトバンク・auユーザーの方でそのまま同じキャリアで副回線サービスの契約をおすすめできるのは、以下の項目に当てはまる場合です。
- 別途違う事業者で契約するのが面倒な人
- 月額429円を緊急用の保険と割り切れる人
上記に当てはまらない方は契約中のキャリアとは別に、お得に副回線が契約できる事業者を選んで安いプランを申し込む方がお得度が高いですよ。
デュアルSIMに対応してる端末をお持ちであれば、キャリアとは別に副回線として他の回線を契約してもスマホ1台に2つの回線を同時に入れられます。
もしデュアルSIMとして今お使いのキャリア以外の事業者を契約するなら、以下の3社がおすすめです!
おすすめ1位 楽天モバイル | おすすめ2位 LIBMO | おすすめ3位 NUROモバイル | |
利用できる回線 | ・楽天モバイル (メイン) ・au回線(サブ) | ドコモ | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク (選択可能) |
データ容量/ 月額料金 | ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 無制限:3,278円 | 無制限(200kbps):528円 3GB:858円~ 8GB:1,320円~ 20GB:1,991円~ | 3GB:396円~ 5GB:495円~ 10GB:990円~ 15GB:1,097円~ |
初期費用 | 0円 | 初期手数料:3,300円 SIM手配料:433円 | 事務手数料:3,300円 SIM準備料:440円 |
通話料 | 22円/30秒 ※アプリなら 国内通話無料 | 22円/30秒 | 11円/30秒 ※NUROモバイル でんわ |
SIM対応状況 | ・eSIM ・SIMカード | SIMカード | ・eSIM ・SIMカード |
申込方法 | ・オンライン ・店舗 | ・オンライン ・店舗 | ・オンライン ・店舗 |
では、おすすめの副回線についてくわしく紹介していきましょう。
おすすめ1位:楽天モバイルを副回線として契約すればメイン回線の通話料を安くできる!
楽天モバイルは自社の楽天回線を持つ携帯電話キャリアですが、格安SIM並みの低料金で利用できるのが魅力です。
利用できる回線 | ・楽天モバイル (メイン) ・au回線(サブ) |
データ容量/ 月額料金 | ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 無制限:3,278円 |
初期費用 | 0円 |
通話料 | 22円/30秒 ※アプリなら 国内通話無料 |
SIM対応状況 | ・eSIM ・SIMカード |
申込方法 | ・オンライン ・店舗 |
楽天モバイルの料金プランは毎月使った分だけデータ容量にあわせて請求されるので、無駄もありません。
現在ドコモ・ソフトバンク・auをお使いの方はデータ容量無制限でも月額3,278円の楽天モバイルをサブ回線に使うと、メインのキャリア回線のデータ容量を減らして毎月の料金が節約できる可能性が高いです。
また、楽天モバイルの専用アプリ「Rakuten Link」を使うと国内通話かけ放題が完全無料なのもおすすめしたいポイントです!
現在、キャリア回線で5分かけ放題や無制限かけ放題オプションに1,000円前後払っているなら、楽天モバイルは3GBで月額1,078円に通話無制限で無料なのでお得度は高いです。
追加料金なしで楽天回線が利用できないエリアではau回線も使えるので、この機会に楽天モバイルのサブ回線としての利用やキャリアからの乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。
\番号そのままの乗り換えで楽天ポイント10,000円分付与!/
おすすめ2位:LIBMOは月額528円で低速無制限のドコモ回線が使える
LIBMOは副回線としてもキープしつつ、普段使いとしてもお得な格安SIMです。
利用できる回線 | ドコモ |
データ容量/ 月額料金 | 無制限(200kbps):528円 3GB:858円~ 8GB:1,320円~ 20GB:1,991円~ |
初期費用 | 初期手数料:3,300円 SIM手配料:433円 |
通話料 | 22円/30秒 |
SIM対応状況 | SIMカード |
申込方法 | ・オンライン ・店舗 |
最大200kbpsの低速で月間データ容量が無制限という「なっとくプラン(ライト)」を月額528円で利用できますよ。
最大200kbpsの速度ではテキストのみであればLINEやメールの送受信、X(twitter)のポストも問題なくできます。
低料金でサブ回線としてキープしつつ、使い方によってはメイン回線のデータ容量を節約できるので便利な格安SIMとして利用できます。
また、月間3GBなら858円から、月間20GBでも月額1,991円で利用できるので、キャリアのメイン回線と組み合わせて使っても毎月のスマホ代を節約できますよ。
auのみ | au+LIBMO | |
メイン回線:au | 6,215円 (スマホミニプラン /~4GB) | 3,465円 (スマホミニプラン /~1GB) |
サブ回線:LIBMO | - | 858円 (なっとくプラン /3GB) |
月間データ容量 | 4GB | 4GB |
月額料金 | 6,215円 | 4,323円 |
LIBMOの契約時には初期費用として事務手数料3,300円とSIMカード発行手数料433円がかかりますが、キャリアとLIBMOをデュアルSIMとして利用すれば1年間トータルしても20,000円以上の節約になります。
※月間4GB利用の場合、6,215円(auのみ)-4,232円(au+LIBMO)=月額1,983円の節約×12か月=23,796円
LIBMOは毎月必要なデータ容量を安く契約できるので、ぜひサブ回線として検討してみてください。
おすすめ3位:NUROモバイルは3大キャリアから契約したい副回線を選べる!
NUROモバイルはドコモ・ソフトバンク・auから希望の回線を選べるうえに、今ならキャンペーンで3GBが月額792円という安さで利用できます!
NUROモバイルは利用料や手続き不要で「NUROモバイルでんわ」というサービスが利用でき、音声通話付きSIMを契約するだけで通話料がキャリア(22円/30秒)の半額(11円/30秒)になるのもお得です。
また、NUROモバイルではVSプラン(3GB)以外のプランで「バリューデータフリー」という無料サービスが付帯します。
バリューデータフリーはLINEを使ったトーク機能やニュース記事の閲覧、VOOMの表示や投稿のデータ消費量がノーカウントになります。
引用:NURO Mobile
さらに、月間20GB/30GBの大容量プラン(NEOプラン)だけが利用できる「NEOデータフリー」なら、利用料もなしでLINEだけでなくX(旧Twitter)やデータ消費量が多くなりやすいInstagram、TikTokまでノーカウントになりますよ。
NUROモバイルは3大キャリア回線の5G通信も利用できるので、メインの回線をNUROモバイルに乗り換えるのもおすすめです。
スマホでエンタメサービスを利用することが多い方は、ぜひNUROモバイルの公式サイトをのぞいてみましょう。
おすすめ4位:mineoは月額250円で選べる副回線が契約可!
mineo | ||
---|---|---|
利用できる回線 | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク (選択可能) | |
データ容量/ 月額料金 | 【マイそく】 ※データ容量無制限 最大32kbps:250円 最大300kbps:660円 最大1.5Mbps:990円 最大3Mbps:2,200円 | 【マイピタ】 ※高速通信 ()は音声通話なし 1GB:1,298円(880円) 5GB:1,518円(1,265円) 10GB:1,958円(1,705円) 20GB:2,178円(1,925円 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 SIM発行料:440円 | |
通話料 | 22円/30秒 ※アプリなら10円/30秒 | |
SIM対応状況 | ・eSIM ・SIMカード | |
申込方法 | ・オンライン ・店舗 |
mineoはドコモ・ソフトバンク・auの回線から好きなものを選べる格安SIMです。
mineoの魅力は何といっても、緊急用の回線を月額250円で確保しておけること!
mineoには通信速度が選べる「マイそく」プランとデータ容量が選べる「マイピタ」プランが用意されています。
2023年2月22日から受付開始した「マイそく スーパーライト」は普段32kbpsと超低速状態ですが、月額250円で専用の電話番号ももらえます。
もしイザという時に利用する場合はmineoで契約した回線の電話番号を使って音声通話もできますし、高速通信でインターネットをする場合は「24時間データ使い放題」が1回198円で利用できます。
さらに、au回線とドコモ回線はeSIMで契約可能なので対応機種を持っていればオンラインで申し込んですぐに利用できます。
mineoにはほかにも最大1.5Mbpsでインターネット使い放題の「パケット放題Plus」(月額385円、マイピタ専用)や広告表示によるデータ消費が追加料金なしでノーカウントになるなど、便利でユニークなオプションやサービスがあるのでぜひチェックしてみてください。
キャリアの副回線サービスに関するQ&A
始まったばかりのキャリアの副回線サービスは、まだまだ気になる点も多いですよね。
気になる疑問や悩みにお答えしますので、最後まで読んでみてください。
キャリアの副回線サービスを契約する方法は?
キャリアの副回線サービスを契約する方法は、契約する会社によって大きく異なります。
おすすめはオンラインでも店舗でも申し込める楽天モバイルです。
キャリアの副回線サービスってどうやって使うの?
キャリアの副回線サービスで契約している回線を利用したいときは、主に以下の手順で行います。
- スマホの【設定】を開く
- [接続]や[ネットワークとインターネット]などの項目から契約しているSIMの一覧を表示
- 副回線として利用したいSIMを選択して利用開始
- 主回線に戻したいときは同じ手順で主回線を選択する
まずスマホの設定画面から回線の切り替えを行います。
使いたい回線を選んで切り替えるだけで、簡単に副回線で通話や通信ができるようになりますよ。
auの格安プランpovoの0円運用は副回線としておすすめできる?
auでは格安プラン「povo」も契約できますが、月額料金は0円で必要に応じてデータ容量などをトッピングしていくシステムです。
コストの安さから副回線としてpovoもおすすめできますが、注意したいのは「ずっと0円では使えない」という点です。
povoを0円運用している場合、180日以内に最低1回は何かしらトッピングを利用しなくてはいけません。
もし、半年に一度のトッピングを忘れると利用停止となり、そのまま何もしないと自動的に契約解除になってしまいます。
緊急時に確実に使えるよう半年に1回のトッピングを忘れない自信がある方にのみ、povoはおすすめできます。
すべてのスマホ端末で副回線は利用できる?
キャリアの副回線サービスや格安SIMなどとのデュアルSIMも含め、1台で2回線以上が利用できるかはスマホの機種によります。
eSIMやデュアルSIMに対応していない機種だった場合は、そもそも2回線目が同じスマホに入れられないので別の端末を用意しなくてはいけません。
お使いの端末が副回線サービスやデュアルSIMに対応しているかは、メーカーの公式サイトや契約したい回線の公式サイトなどでわかるのでまずは調べてみましょう。
副回線サービスの電話番号って普段のものとは違うの?
キャリアの副回線サービスは基本的に音声通話ありのSIMです。
つまり、普段の電話番号とは別の新しい電話番号が発行されます。
緊急時に家族や知人に連絡をする際、知らない電話番号からは出ない可能性もあるので、あらかじめ教えておくといいですね。
正直、副回線サービスを契約するのってもったいなくない?
大手携帯電話キャリア回線の障害など有事の際に備えるため副回線サービスは浸透し始めていますが、世論としては「なぜ有料で副回線サービスを契約しなくてはいけないのか」という声も聞かれています。
副回線サービスの有料化に対して世間の声がさらに大きくなれば、今後無料となる可能性はゼロではないのかもしれません。
しかし、現時点では無料で副回線サービスが契約できる会社が基本的にないので、リスク対策として副回線を選ぶならメリットが自分にとって多い事業者を選ぶことで「もったいない」と感じにくくなるでしょう。
副回線サービスは緊急時のお守り以外のメリットにも注目しよう!
2023年6月からドコモも参入し、4キャリアでサービスを開始する副回線サービスについてまとめました。
※表はスクロールします
ドコモ | ソフトバンク | au | 楽天モバイル | |
提供時期 | 2023年6月1日~ | 2023年4月12日~ | 2023年3月29日~ | 2020年4月8日~ |
月額料金 | 429円 | 429円 | 429円 | 0円 |
利用できる回線 | au回線 | au回線 | ソフトバンク回線 | au回線 |
データ容量 | 500MB | 500MB | 500MB | 無制限 |
通信速度 | 300kbps | 300kbps | 300kbps | 制限なし |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 ※アプリなら 国内通話無料 |
対応機種 | eSIM対応機種のみ | eSIM対応機種のみ | ・eSIM対応機種 ・SIMカード対応機種 | ・eSIM対応機種 ・SIMカード対応機種 |
申込方法 | オンラインのみ | 店舗のみ | ・オンライン ・電話窓口 | ・オンライン ・店舗 |
キャリアで副回線サービスを契約すると、ワンストップで気軽に2つの電話番号や回線が確保できるので、緊急時にも安心できます。
しかし、まったく使わなくても月額料金がかかったり、通信速度やデータ容量面から普段使いができなかったり、どうしてももったいないと感じてしまう注意点もありました。
もし、副回線として安く確実に回線を契約しておきたいなら、以下の3つのサービスがおすすめです。
おすすめ1位 楽天モバイル | おすすめ2位 LIBMO | おすすめ3位 NUROモバイル | |
利用できる回線 | ・楽天モバイル (メイン) ・au回線(サブ) | ドコモ | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク (選択可能) |
データ容量/ 月額料金 | ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 無制限:3,278円 | 無制限(200kbps):528円 3GB:858円~ 8GB:1,320円~ 20GB:1,991円~ | 3GB:396円~ 5GB:495円~ 10GB:990円~ 15GB:1,097円~ |
初期費用 | 0円 | 初期手数料:3,300円 SIM手配料:433円 | 事務手数料:3,300円 SIM準備料:440円 |
通話料 | 22円/30秒 ※アプリなら 国内通話無料 | 22円/30秒 | 11円/30秒 ※NUROモバイル でんわ |
SIM対応状況 | ・eSIM ・SIMカード | SIMカード | ・eSIM ・SIMカード |
申込方法 | ・オンライン ・店舗 | ・オンライン ・店舗 | ・オンライン ・店舗 |
無理なくリスクに備えて連絡手段を確保しておきたいなら、緊急時への備え以外にもメリットがある事業者を選びましょう!